今の会社で海外駐在員になるためには、待っていてもダメです。
こちらから攻めなければなりません。
攻めるにしてもどうやって!?
何をやれば海外駐在員になれるのか、ポイントを纏めてみました。
芸能人のようなキャラ設定
芸能人は、売れるために他とは異なるキャラ設定をします。
海外駐在員を目指す者にとっても同じようなキャラ設定が必要となります!
芸能人のキャラ設定は、オリジナリティを出すためなら、海外駐在員のキャラ設定は、海外に強いイメージを周りの人に植え付け、海外駐在枠に声がかかりやすくする下準備です。
海外全土に強いというと、強みが少しぼやけてしまうため、特定の国や地域に強いイメージを作ると良いです。
米国なら、米国に強いキャラを作り、会話の中で米国通をアピールしてください。
米国で駐在員を入れ替えるタイミングで、あなたのことを思い出すかもしれません。
重要なのは、日頃の会話や仕事などでイメージを作り上げる事です。
語学力をつける
外国語に強い担当は、海外駐在員の可能性が広がります。
もし、英語を話せるのなら、英語圏の国を第一候補とし、第二候補として、英語圏でない他の国にも声がかかる可能性がを秘めています。
最初は英語圏の国が多いと思いますが、その後、国を変えて、2度目、3度目の海外駐在を経験する可能性があります。
やっぱりグローバルスタンダードの言語は強いですね。
他に、地域限定言語、例えば中国語を話せるのなら、その地域でしか生きませんが、ライバルが少なく、その国において圧倒的な優位性を作り上げる事ができます。
地域限定言語は習得する人が少ないので、その国のビジネスが大きいのなら、同じ国を何度も繰り返し駐在できる可能性があります。
私が3度も中国駐在しているのは、まさに地域限定言語を習得しているためです。
24歳で中国に行き、28歳ぐらいにはある程度中国語での仕事のやり取りができるようになっていたので、この時点で中国人材行きが決まっていました(笑)
語学は仕事内容が変わっても通用しますので、役職が上がって仕事内容が変わっても声がかかりますし、部門が変わっても声がかかります。
絶対に話せて損はないので、時間があればぜひ勉強してください。
決定権を持つ部門や担当を探す
会社には、海外駐在メンバーを決める部門や決める担当がいます。
グローバル部門の人事や管理部門が決める場合もありますし、コーポレート部門の人事部門が決めることもあります。
事業部制が強い場合は、事業部の管理部門が決めるでしょう。
大切なのは、海外人事を決める部門、人を探し出し、海外に行きたい意思を伝える事です。
あなたが海外希望を出したにも関わらず、海外に行けない理由のNo1は意思決定する人がその理由を知らないことが多いです。
このため、まずは海外に行きたい意思を人事を決める部門、人にお伝えすることです。
どこの部門が決めるのかハッキリしない場合は、グローバルの仕事を担当している部門にコンタクトを取っていくのが良いと思います。
もちろん一度も仕事をしたことのない部門であれば、接点を持つ担当を探し出し、紹介してもらうのが良いかもしれません。
ビジネスプランを作る
海外に行ったら何ができるのか?
どの会社もビジネス拡大は会社のミッションなので、ビジネス拡大のプランを作ることをオススメします。
私も実際にそうだったのですが、自分が中国に行ったら何ができるのか? 国内担当の上司にいつも説明していました。
上司は全く興味を持っていなかったのですが(笑)、熱い思いを感じとってもらい、海外支援部門経由で海外駐在するキッカケをもらいました。
海外支援部門には、自分のビジネスプランも見せました。
今振り返ると、プラン通りのこと、全く外れたこと、どちらもありましたが、プランに纏める事は、それだけ真剣に考えているという思いを伝えるキッカケになったかと思っています。
ビジネスプランを作れるようなら準備してください。
酒の場で伝える
人事は、酒の場で決まると言われています(笑)
残念ながら、私は酒の場ではなかったですが、私の知り合いの多くは酒の場です(笑)
上司や決定権を持つ人と飲んで、酔わせて、お願いする作戦も良いかと思います。
ノリの良い上司なら、そのまま決まってしまうかもしれません。
辞める意思ありと伝える
これは最終手段です。
「海外に行けないなら辞める」
私はこの考えを否定はしません。
人生一度きりですし、誰もがやりたいことをやりたいですよね?
いろいろ努力して、それでも海外駐在員のチャンスがないのならば、、、辞める選択肢もありと思います。
ただ、もし、辞めると決めたのなら、退職の意思を持って、それでも海外駐在できないか、相談してみてください。
あなたが実力者なら会社は止めます。
海外に行かせてくれる道も考えてくれるかもしれません。
ただ、諸刃の剣なので、辞める意思を伝えると、今後の昇進にも影響します。
よく考えて、最終的なカードを切ってください。
実際、私はここまでいった事もありますし、相手がびくともしないで、実際にそのまま辞めてしまった事もあります(笑)
まとめ
今の会社で海外駐在員を目指すアクションについて纏めてみました。
待っていては、何も動きはありませんよ。
ぜひ、積極的にアプローチしてください。