海外駐在員になるためには、会社選びが本当に重要です!
これで、60%、70%以上は決まると思って間違いありません。
海外駐在員になれそうな会社を求人ページを見て、1つ1つ探すのは大変です。
このため、転職エージェントに登録する事をお勧めします。
実際、私自身、3度転職していますが、全て転職エージェント経由で成功しています。
本サイトでは、海外駐在員向けのおすすめ転職エージェントや活用の注意点などを紹介していきます。
転職エージェントとは?
人材採用したい企業と求職者の間に入り、マッチングをするのが転職エージェントの役割です。
転職エージェントは、企業から求人情報を集め、求職者に紹介します。
求職者が希望通りの会社であれば、応募し、面接を行い、採用まで支援をする形となります。
なぜ、転職エージェントがおすすめなのか?
理由は以下の通りです。
- 海外駐在員向けの求人を1つ1つ探すのは時間がかかる
- 海外駐在員の求人は、オープンにされない非公開求人が多い。
- 企業と転職エージェントは既に信頼関係があり、転職の後押しをしてくれる
求人を探す手間
日本には、約400万社あると言われていますが、上場企業は、3,600社あります。
3,600社の採用サイトを1つ1つ調べて、応募するのは非常に手間がかかります。
1日50社のサイトを調べて応募したとしても、72日かかりますね(笑)
72日も企業の採用サイトを調べて、申し込みをするのは非現実的だと思います。
しかしながら、もし、転職エージェントに相談しているのなら、待っていても、求人を探してくれるので、仕事をしながらでも転職活動を進めることができます。
海外駐在員枠は非公開案件中心
海外駐在員枠は、ハイスペックが求められるにも関わらず、応募者が殺到するため、あまり公開案件にはしません。
転職エージェントが持っていて、オープンにしてこないのです。
非公開で、応募者を厳選し、転職支援を進めていきます。
企業と転職エージェントは信頼関係があり、後押しを期待
企業と求職者の間は、知り合いの会社でない限り、一般的には会ったことも、連絡したこともないかと思います。
しかしながら、企業と転職エージェントは、何度かの転職支援活動を通じて、お互いに会ったことも話したこともありますので、信頼関係が構築されているところが多いです。
このため、企業は、転職エージェントが紹介してくる人材を信用する傾向があります。特におすすめ人材であれば、細かな職務経歴書を読まなくてもまずは会ってみようと考えます。
大手企業の求人には、100名、200名とものすごい数の応募者が殺到します。
私が入った今の会社の海外枠も応募者は200名いて、10名が一次面接に臨み、最終的に二次面接に行った人は私ともう1名の2名だけでした。
確率はたった0.5%です。
海外駐在員向けの枠は、合格率が少ないので、合格率を上げるためにも転職エージェントに相談するのは本当に重要です。
求職者の職務経歴や強みを後押ししてくれるので、転職活動が進めやすくなります。
海外駐在向けオススメ転職エージェント
私がよく使うエージェントをいくつか紹介します。
SAMURAI Job
年収700万円~2,000万円のハイクラスに特化しており、海外駐在の求人が多いのが特徴です。あまり聞かない名前ですが、大手転職エージェントのJAC Recruitmentが参画したサービスです。
求人数は20,000件以上で、30,000社以上の国内大手・グローバル企業・外資系企業が登録されています。本エージェント専用の独占求人もあるので、このサイトは間違いなく登録した方が良いです。
【海外駐在求人おすすめ度】:★★★★★
DODA
国内トップクラスの求人数と実績・評判を誇る、最大手の転職エージェントです。
私も今の会社に入る時に相談しました。
大手企業とのコネクションが強く、ITや営業などの求人が多いと思います。
私は、海外枠で入って、4年日本で仕事をした後、5年目から上海に駐在することになりました。大手は、すぐに駐在というわけにはいかないところはありますね。
【海外駐在求人おすすめ度】:★★★★☆
ビズリーチ
スマホのAPPから応募できるのが特徴です。海外駐在員の求人枠をかなり持っていますし、年収1,000万円超えのハイクラス求人が多くあります。
ビズリーチは、12万件を超える求人数と登録されているヘッドハンターの数が4,000名と圧倒的に多いです。
応募者の希望にあったおすすめ求人を積極的にプッシュ型で配信してくれるので、忙しいサラリーマンでも簡単に探せます。
【海外駐在求人おすすめ度】:★★★★★
転職エージェントの活用のポイント
応募企業に直接言えないことも転職エージェントには、はっきり要求を伝えた方が良いです。
あいまいにしてはダメです。
なぜなら・・・
転職エージェントは、求職者と企業のミスマッチをもっとも恐れています。
転職エージェントは世の中にたくさんある中、企業から信用され続けなければなりません。
逆に言うと、企業からの信頼関係が転職エージェントの強みでもあります。
一般の人はあまり知らないのですが、
企業は、人材を採用する際に転職エージェントに対して手数料として、年収の約30%を支払います。
年収1,000万円なら、300万円が経費となります。
企業は、300万円払ったにもかかわらず、応募者が入社後、退職してしまうと、損をした気持ちになります。
これが1回だけならたまたまかもしれませんが、何度も続くとどうなりますか?
これがミスマッチです。
ミスマッチが続くと、企業は転職エージェントの事を信用しなくなるでしょう。
なので、求職者の要求をきちんと聞いて、転職エージェントはふさわしい会社、合ってる会社を紹介しようとします。
求職者の皆さんもすべての要求を転職エージェントに隠さずに話してください。
例えば、以下です。
- 希望する業界や職種
- 希望給与
- 勤務地
- 海外駐在員を最優先したい など
全てを隠さずにきちんと伝えてくださいね。
あなたが最も重視する条件は何ですか?
いざ転職活動スタート!
何社か内定がもらえそう。
どこの会社に行くべきか、悩みますね。
あなたがもっとも重視する条件は何でしょうか?
私の意見ですが・・・
実際に、企業の人事担当から海外駐在を確約をもらうのは非常に難しいのですが、エージェント経由で要求し、フィードバックを得てください。
いつから海外に行けるのか?どこの国になりそうなのか?また、入社してから最初にどんな仕事をするのか?しっかり聞いた上で、入社するか判断するのが良いと思います。
エージェントは、応募者の希望条件を叶えようと努力してくれますので、まずは要求してください。
うやむやにされた場合やはっきりしない場合は、冷静に見極めた上で、諦めるのも1つの判断です。
実際、私の3社目の会社は上海赴任枠があり、応募して入社したのですが、きちんと聞かないまま入社したので、上海赴任する前に、関西へ異動になりました。
なんでやねん!ですね。
この時後悔したのは、入社してから最初に担当する仕事を聞かなかったことです。
入社してから所属した部門は、海外の仕事をやるチームではなかったのです。
海外に興味のない上司のもと仕事をしていたので、国内の仕事を私に指示するにつれて、私の仕事が肥大し、国内メイン担当になって、その後、関西異動になりました。
最初に担当する仕事は超重要です。
最初から海外に関連する仕事をやらないと、海外赴任のチャンスは少なくなると思ってます。
なので、海外赴任の時期、国を聞くのと同時に、最初に海外の仕事をやりたいと要求してください。
転職のタイミング
転職活動のタイミングですが、今の会社を辞める前に始めてください。
転職する前に、先に会社を辞めてしまうと、目先の生活費のために会社選びを妥協してしまう事があるので、仕事をしながら転職活動をするようにしてください。
また、今の会社が社宅を用意している場合、転職時期は要注意です。
社宅を借りる条件によりますが、転職して社宅を途中解約する場合、敷金を自己負担しなければならない場合があります。
実際に私が入った3社目の会社がそうでした。
社内の社宅利用規定に、途中解約は自己負担と書いてあって、2ヶ月分の30万を自己負担した経験があります。(苦笑)
関西にも異動させられ、自腹で30万も払い、散々でしたが、その辺りも嫌になったので辞めたんですけどね。
社宅利用者はこの辺り気をつけてください。
まとめ
ここでは、転職エージェントの魅力やおすすめ転職エージェントを紹介しました。
転職エージェント経由で、きちんと要求を伝え、海外駐在できる会社を選んでください。