私自身の経験になりますが、海外赴任終了が通知され、いざ帰任が決まった時に
最初に考えたことは転職でした(笑)
日本に戻って仕事をするイメージが全くなかったので、転職活動を始めました。
ここでは、海外駐在中にどのように転職活動を始めたのかご紹介します。
転職エージェントの登録
海外駐在枠を探す事から始めたのですが、各企業の求人サイトから1つ1つ探すのはほぼ無理なので、転職エージェントを使う事にしました。
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転職エージェントとの面談
転職エージェントに登録すると多くの求人がメールで届きますが、次のステップに行くには転職エージェントとの面談が必要になります。
海外赴任中の場合、事情を考慮してSkypeでやってくれないかと思いましたが、どこも対面が基本になるので、一度は帰国する必要があります。
あと1年で任期が終わると分かっているのなら、ホームリーブ休暇中にエージェントと面談するようなスケジュール感で進めると良いと思います。
転職エージェントには、海外駐在枠を募集していることと、海外駐在が終わるタイミングで転職したいとの意思を伝えてください。
転職までのスケジュール
それでは、求人に応募してから新会社に入社するまでのスケジュールを見ていきましょう。
応募から、新会社入社までは、大体半年ぐらいかかるとお考えください。
| No | 項目 | 期間 |
| 1 | 企業が求人を出して受付完了まで | 1ヵ月 |
| 2 | 応募書類のチェックと面接者選定 | 2週間 |
| 3 | 一次面接の手配と実施 | 2週間 |
| 4 | 一次面接の結果通知 | 1週間 |
| 5 | 二次面接の手配と実施 | 2週間 |
| 6 | 二次面接の結果通知 | 1週間 |
| 7 | 本人からの回答 | 1週間 |
| 8 | 現職を辞めて新会社に行くまで | 1、2か月 |
このため、帰任の半年前から活動し始めると、日本帰任後に転職という最短の段取りで進められます。
日本一時帰国の回数と面接希望日の決定
転職エージェントとの面談、企業の面接のために日本に帰るとすると、最低でも3回は一時帰国が必要となります。
企業の面接は、一次面接、二次面接の2回が最低必要になります。
面接の注意点は、転職活動をしているとバレないようにしてください（笑）
バレると引き止めもありますし、社内の仕事もやりづらくなります。
なので、うまくごまかしてください(笑)
また、海外からの面接場合、企業側が柔軟に日程調整をしてくれることが多いです。
もし、調整ができるのなら、移動日を土日にすることを考えて、面接日は、月曜日、金曜日の優先順位で決めると良いです。
面接は、本当に大事な日なので、万一飛行機が遅延する事を考えると、前日入りしておく方が安全です。なので、週末移動できる月曜日の面接設定が一番楽です。
月曜日午前中にお願いできれば、その日のうちに赴任国に戻れますし、業務への影響を最小化できると思います。
もし、面接日が金曜日なら、できるだけ木曜日の夜入りしてください。
朝はゆっくり起きて面接準備をすることを考えると、面接時間は金曜日の午後が良いと思います。
海外赴任中に転職する場合の注意事項
海外赴任中の転職は、リスクもあります。
いくつか気をつけた方が良いことがあるので、以下に纏めました。
- 赴任国のビザを失う可能性あり
- 自力で日本戻らなければならない
- 赴任前に、荷物を一時保管するために会社がレンタル倉庫を借りた場合、費用を請求される可能性あり
ビザ問題
海外赴任中、赴任国から就労ビザを発行される事が多いです。
海外赴任中に辞める場合、ビザを失う可能性があるので注意してください。
ビザがなくなると、臨時滞在期間中に帰国しなければならないため、非常に慌ただしくなります。
自力での帰国
赴任中に退職すると、日本への航空券や持ち込んだ荷物の配送、税関など全ての費用が自己負担になってきます。
家族がいれば航空券は数名分発生しますので、荷物の配送も考えると、100万円以上の出費が発生してしまいます。
レンタル倉庫問題
赴任前に会社が荷物を保管するためにレンタル倉庫を借りている場合、倉庫からの出庫料金や辞めた日時から出庫するまでの保管費、運送会社への運送費用などを請求される可能性があります。
このため、海外赴任中には辞めずに、日本に帰国してから退職の意思を伝えるのが無難です。
まとめ
転職するには、転職エージェントの登録をお勧めします。
また、日本に一時帰国する事を考え、きちんと前もってスケジュールを立てて応募するのが良いと思います。
赴任中に辞めると、出費が増える可能性があるので、よく考えて退職の意思を伝えてください。
