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海外駐在でどこの国・地域を狙えばよいのか?

海外駐在でどこの国・地域を狙えばよいのか?

海外駐在するにあたって、どこの国や地域なのか。

これは非常に重要ですね。

私は全部中国でしたが、(苦笑)

皆さんには自分にあった国や地域を狙ってほしいと思ってます!

ここでは、海外にどれぐらいの日本人がいて、どこの国や地域が狙い目なのかその辺りを紹介していきます。

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海外にはどのぐらいの日本人が?

まず、海外駐在を目指すにあたって、海外で生活する日本人の数を見てみたいと思います。

外務省が発表している資料から、海外に在留する日本人の数は、2018年10月1日の推計で、139万370人もいる事がわかります。

非常に多いですね!

過去5年のデータを以下に記載しますが、毎年増えてるようです。

(出所):外務省「海外在留邦人数調査統計」 ※本情報を一部切り出しています


ただ、139万人の中には、現地で生活しているような永住者も含まれており、一般的な海外駐在として派遣されている者は、オレンジ色の長期滞在者という分類に含まれています。長期滞在者の定義としては、3か月以上在留する者となり、駐在員以外にも留学生なども含まれますが、全体で87万6,620名ほどいる形となります。

国・地域別の長期滞在者の割合

それでは、次に、どこの国や地域に長期滞在者が多いのか見ていきましょう。

1位は、米国です!

国別日本人長期滞在者の割合

ただ、米国は留学生が多いですし、また留学後に現地で仕事や生活をする人が多く、海外駐在員以外の人も多く含まれてるのではないかと思っています。

実際に、皆さんの企業でも、日本から米国に派遣される駐在員はそれほど多くはないですよね。

海外進出日系企業の拠点数

こちらに、海外進出する日系企業の拠点数を入れて、拠点数別のランキングに変えてみました。すると、中国に進出する企業数が33,050社と圧倒的に多い事がわかります

また、1企業あたりの平均人数比率を記載しましたが、中国は3.5名です。これは実際の駐在員の人数に近いと思われます。

逆に、米国は1社あたり平均26.5名。。。こんなに駐在員を抱える会社はいないので、やはり推測通り留学生か現地採用と呼ばれる現地雇用の日本人社員が多く含まれているのだろうと思います。

どこの国・地域が狙い目なのか?

海外駐在員の数を国や地域別に纏めたデータがないので、推測するしかないのですが、 駐在員の経験を持つ私の見解としては、拠点数が多い=海外駐在のチャンスが多いと思ってます。

もちろん業務を現地に移管した企業、つまり現地化した企業や買収や合併により新たに自グループに加わった企業もあるので、一概に拠点数が多い事が駐在のチャンスが多いというのに該当しない事もありますが、拠点数が多いという事は、複数の拠点に対して日本式のガバナンスを効かせる事も必要になりますし、日本本社とのやり取りを統括する任務を与えられる事も多く、それらをできるのは日本からの駐在員が中心になるので、駐在のチャンスはより広がると思っています。

そう考えると、中国をはじめとしたアジアが狙い目ですね。近年、特に東南アジアへ進出する企業が増えており、 東アジア、東南アジアをターゲットに駐在員の道を狙ってみるのもよいかと思います。

具体的な国や地域は、中国、インド、タイ、インドネシア、ベトナム、フィリピン、マレーシア、シンガポール、台湾、韓国、この辺りですね。

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