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海外駐在員の住居

海外駐在員の住居

海外駐在員にとって心配なのは、数年住むための住居ですね。

ここでは、駐在員が住む住居の選び方について紹介していきます。

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海外駐在が決まった!渡航前に何をすべき?

駐在員は、海外赴任が決まると渡航に向けた準備をします。

>住居について、はっきり言って実際に下見をしてみないと決められません

下見をせずに決めると後から後悔する事が多いです。

なぜなら、カタログの写真は、加工されている写真が多く使われているので、あてになりません。下見が絶対に必要になるんですよね。


赴任国への渡航前にできる事は何か?と言うと・・・ 不動産会社からのタログベースである程度、住居候補を絞り込むことぐらいです。

まずは、カタログをベースに、住居の候補を決めましょう。

最初に気にするのが間取りですが、単身者なら1LDK以上、妻帯者は2LDK以上になるかと思いますが、海外のマンションは日本ほど収納が良くないため、1部屋を荷物置き場にする事を考え、単身者は2LDK以上、妻帯者は3LDK以上がお勧めです。

間取りも考慮した上で、住居を絞りこんでください。

事前の下見について、会社によっては下見目的で渡航することができる事があります。もし渡航できるなら、下見後に最終決定してください。

下見目的での渡航ができない場合は、本赴任を待つしかありません。

本赴任のタイミングは、他の駐在員も本赴任していることが多く、マンション争奪戦になります。(笑)

カタログをもらってる時点では空きがあってもいざ行ってみるとなくなってる事も多いので、候補は多めに選定してください

 

現地に到着。海外駐在員向け住居の選び方

住居選びで重要ポイントについて書きます。

  • スーパーやレストランが近くにある
  • 会社までの通勤は30分圏内
  • セキュリティがしっかりしている
  • 体を動かすジムやプールを完備
  • 子供の学校までの通学ルートがある
  • 日本人が住んでいる

スーパーやレストランが近くにある

生活をする拠点になりますので、スーパーやレストランが徒歩圏内にある事が重要です。

不動産会社にどこにあるのか聞いてみてください。

できれば、実際に行ってみて、品揃えや価格を見てみる事をお勧めします。

レストランについては、日本料理屋が徒歩圏内にあるとよいです。

こちらも場所を確認後、実際に見てみるとよいと思います。

会社までの通勤は30分圏内

毎日、出勤する事を考えると、家を出てから会社に着くまでの時間は30分圏内であると苦にならないと思います。

車もしくは地下鉄などでの交通手段も確認してください。

セキュリティがしっかりしている

海外に住む場合、犯罪に巻き込まれる事もあります。

国によって治安は異なりますが、住居選びでは万が一のことも考え、セキュリティがしっかりしている住居を選ぶとよいです。

入口にゲートがあり、警備員がしっかりいるかどうか

オートロック式で、カードを持たないと入れないマンションかどうか

エレベーターはカードキーで指定の階ににしか上がれないようになってないか

不動産会社にはセキュリティについても聞いてみてください。

体を動かすジムやプールを完備

海外駐在員は、体力的にタフでないと務まらないので、空いている時間に体を動かせるような環境があったほうが良いです。

海外のマンションには、ジムやプールなどが完備しているところが多いので、これらも住居選びの選択肢に加えるとよいです。

子供の学校までの通学ルートがある

子供を連れて海外赴任する場合、子供の学校までの通学ルートがあるかどうかも確認してください。

海外では、バス通勤が一般的で、バスの通行ルートになっているのか、学校側に確認するとよいと思います。

一般的に日本人が多く住む住居であれば、マンション前までバスが来る事が多いです。

日本人が住んでいるかどうか

最後は、日本人が住んでいるかどうかです。

日本人が回りにいれば、何か困った時に相談できるので、日本人住居率などは結構重要です。マンションのオーナーへ確認してみてください。

日本人が多く住むマンションであれば、フロントも日本語で対応できることが多いです。

海外駐在員の住居は家具付きマンションが基本

海外駐在員は、任期があるので、住むマンションは基本的に家具付きとなります。

家具はついているので、ベッドやソファ、洗濯機に冷蔵庫、テレビなど全て揃っており、すぐに生活を開始できます。

国によって異なると思いますが、足りない物が有れば大家さんに交渉して用意してもらうこともできます。

私は上海では、ウォシュレットや収納、扇風機などを足してもらいました。

また、日本のテレビを見たかったので、インターネットテレビもつけてもらいました。1週間分の日本のテレビが自動録画されており、いつでも見ることができます。

家賃は会社負担なのか?

社命により海外赴任しているので、基本的には家賃は会社負担となります。

契約は会社契約か個人契約の2種類ありますが、会社契約の場合、会社がマンションを契約し駐在員に提供します。

全て会社で処理し、個人には何も支払いは発生しません、

個人契約だと、住居手当として一定額を駐在員に支払い、自分でマンションを契約する形になります。

会社により、どちらかのパターンを採用していますが、多くは会社会社契約だと思います。

ディベロッパーマンションがオススメ

上海の住居のところでも少し書きましたが、マンションはディベロッパーマンションがオススメです。

(参考) 上海の住居選び

ディベロッパーマンションとは、法人が運営しているマンションです。クリーニングや清掃、ジム、プールなどを完備しているため、生活の質が上がります。

オーナー物件だと、共用施設がなかったり、クリーニングにするにも自分でお店を探さなければならないので、最初の海外赴任はディベロッパー型マンションに住むことをオススメします。

契約は会社指定業者で

日本だと賃貸物件は借りる側が強いのですが、海外では貸す側が強いです。

特に、中国では貸す側が圧倒的に強いので、家賃を一方的に上げたり、売却のために追い出そうとすることがあるため、突然出て行けと言われて揉めることがあります。

ラブルが起こることを考え、信頼できる会社指定の業者と契約するのが一番安全だと思います。

自分で揃えなければならない物

家具はあっても日用品はないので、洗剤や石鹸、シャンプー、布団や毛布などは自分で揃える必要があります。

近くにホームセンターがあれば纏めて買ってしまいましょう。

日本製の物は海外で売ってないことも多いので、日本製に拘るなら、日本から持ってくる事も良いと思います。

さすがに布団や毛布は無理でしょうけど(笑)

うちは、洗剤や石鹸、シャンプーなどは日本で買って毎回持ってきています。

肌に合う合わないがあるからです。

まとめ

海外駐在員の住居探しについて書きました。

カタログはあてにならないので、下見をした上で、住居選びの6つのポイントを参考に、選んでください。

駐在員向けマンションは家具付きが中心なので、すぐに住むことができます。足りない日用品は自分で揃えましょう。

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