私は、2016年に上海に赴任してきたのですが、実は上海は2回目でした。
2度目の上海で、久しぶりに不動産を見てみましたが、高い！高い！
2007年に住んでいた15,000元（1元16円レートで、約24万円）のマンションが2016年には28,000元（1元16円レートで、約45万円）まで上がっていました。
結局、2016年も同じマンションを選びましたが、2倍近く上がってますね。ちなみにですが、家賃上昇のピークだった2019年には30,000元も超えました。
上海の不動産会社
上海には、4万人以上の日本人が住んでいるので、日本人向けの不動産会社が本当にたくさんあります。
日本語も通用するので、基本的には日系不動産会社に相談して、マンションを探すのが良いと思います。
私は不動産会社の回し者でもないのですが（笑） いくつか紹介します。
他にもGoogleで検索すればたくさんヒットしますので、ぜひ自分で探して、良い不動産会社を探してみてください。
住みやすい地域はどのあたり？
単身赴任者であれば、会社の近くか日本料理の多い中山公園・古北・虹橋辺りが良いと思います。上海の中心部よりも少し西の方となります。
妻帯者であれば、中山公園・古北・虹橋に加えて、日本人学校のある浦東地区も選択肢となります。
浦東地区には、東和という日本人向けマンションがあり、日本人に大変人気です。
敷地内は日本のようで、スーパーや温泉、病院もあり、部屋には100Vの電源があり、日本から持ち込んだ家電がそのまま使えます。
（参考）：東和公寓
ここには多くの日本人が住んでいますが、逆に知り合いとすれ違う事が多すぎて嫌になる事もあると言っている人もいます（笑）
ディベロッパー物件とオーナー物件
中国のマンションは、会社が所有するディベロッパー物件とオーナー個人が管理するオーナー物件の2つがあるのですが、どちらがお勧めかと言うと、ディベロッパー物件をお勧めします。
ディベロッパー物件は、共用施設が充実していたり、ハウスクリーニングやタオルの交換などの付帯サービスが多い事が特徴です。
また、会社所有のため、不当に家賃相場を上げる事も少ないですし、困った事があればフロントに電話すれば解決できます。トラブルが起こりにくい物件です。
オーナー物件は、個人オーナー所有のため、家賃交渉で揉める事が多いです（笑）
私も昔オーナー物件に住んでいた事もあったので、不当に家賃を上げられて契約しないなら退去！と言われた事もありますし、売りたいから出ていけと言われたこともあります。本当によく揉めました。
物件によっては、ディベロッパー物件以上に内装や家具が充実していることもあるので、良いオーナーさんや物件にあたればオーナー物件も選択肢としてありかと思います。
上海のマンションは家具付きですぐに住める
上海のマンションは、基本的には家具付きです。
テレビや冷蔵庫、ベッド、ダイニングテーブル、洗濯機など、生活に必要な家具は揃っているので、契約すればその日のうちに住んでも生活には困りません。
ディベロッパー物件だと、食器やグラスも揃っているので、足りないものは日用品ぐらいかと思います。
マンションにはオプションを付けられる
例えば、欲しい家具が揃っていなかった場合、大家さんと相談して後付けもできます。
例えば、後付けするのはこんなものです。
- ウォシュレット
- 扇風機、暖房器具
- 空気清浄機
- 変圧器
- インターネット回線
- インターネットテレビ
こうした物は、交渉次第で家賃に組み込んでもらう事ができます。
最後のインターネットテレビは、日本のテレビを見るために必要なものです。
大体の日本人家庭には付けていると思います。
日用品を買うには？
マンションを契約したら、日用品をそろえましょう。
布団やタオル、石鹸やシャンプーなど日用品がなければ住めないので、ホームセンターで揃えていきます。
上海には、ニトリやIKEAなどがあるので、簡単に揃える事ができますよ！
ニトリは、中国内で30店舗以上ありますが、例えば上海には中山公園駅近くにあります。中国語での読み方は「似鳥」ではなく、「 尼达利」になります。
IKEAは、中国内に100店舗以上ありますが、上海には地下鉄1号線の上海体育館近くにあります。
まとめ
上海の住居探しについて紹介しました。
相談できる不動産会社を探し、契約してください。
マンションはディベロッパー型をお勧めします。
足りないものはオプションで足して、必要最低限の日用品を揃えれば、入居できます。
