新型コロナウィルス肺炎が中国全土で蔓延する中、ここ最近の上海は新規感染者も抑え、街に少しずつですが人が戻ってきました。
2020/2/22時点ですが、中国全土で76,379名の感染者がいて、死亡者は2,348名です。
その中で、上海は感染者334名、死亡者3名と、うまくコントロールできています。
さすが上海!😃
2020/2/22時点の上海を見てみましょう。
上海の行動制限と行動記録が厳格化に
上海では、マスク着用の義務付け、至るところで体温チェックが始まってます。
ショッピングモールや飲食店などの建物やマンションやオフィスビルの入り口など、あらゆる出入口で体温チェックが入り、発熱者は速通報されるシステムになっています。
発熱者は、まさに悪です。
新型コロナウィルス肺炎でなくても、発熱者は疑われる仕組みなので、うかつに熱なんて出せませんね・・・
もし、体温チェックで発熱確認されて、逃げ切ろうと思っても、誰がいつ建物に入ったのかは監視カメラで撮られているので、もし逃げたとしても、顔認証で個人をすぐに特定できてしまいますね。
発熱した瞬間に、家からの出入りはほぼ難しくなりますね。
また、一方で、発熱を故意に隠すと、死刑という通知も出ており、絶対に発熱はできません・・・
また、上海タクシーでは、誰がいつどのタクシーに乗ったのか把握できるシステムがリリースされました。
今後のタクシーでは、乗った後にスマホでQR📱コードを読んで、登録する必要があります。
操作は簡単です。
タクシーの中に、QRコードがあるのでWechatやアリペイから読ませます。
携帯番号入力画面が出るので、電話番号を入れて、SMSを待ちます。SMSに書いてあるパスコードを入れると登録完了です。
中国の携帯電話は実名制なので、携帯電話番号との紐づけができれば、誰がいつどのタクシーに乗ったのか把握することができます。
このシステムは既にリリースされており、運用が始まっているので、タクシーに乗った時に忘れないようにしてください。登録しないと、タクシー運転手からも注意されます。
中山公園のカルフールに人が増えてきた
新型コロナウィルス肺炎が蔓延始めた1月末は全然人がいなかったのですが、最近は増えてきました。
こちらは、中山公園のカルフールです。
週末だったこともありますが、人が多いですね。
地方出身者はあまり上海に戻れてないので、上海に住んでいる人達だと思いますが、今日の人の多さには少しびっくりしました。
パックに包まれてない野菜を買うのもこんなに並ばなければなりません。
館内放送で、「人と人の間は1m離れてください!」と言われましたが、くっつかれてるので無理です(笑)
感染者がいないことを祈ります。
中山公園の無印良品はガラガラ
一方で、カルフールの入っている龙之梦购物中心の中に無印良品があるのですが、こちらはガラガラです。
不要不急の外出は控えるように言われているので、食料品の買い物以外はあまり人が来なくなってるんでしょうね。
MUJI CAFEの方も全然人がいませんでした。
レストランで食べる人も減ってるんですね。
しばらく人が戻らないと思うので、苦しい経営になりますね。。。
龙之梦购物中心では、花屋が出ていましたが、花を買う人はほぼゼロですね。
花を買って、テンション上げたいところではあります。
中山公園 UNIQLOの人の入りは?
UNIQLOに寄ってみました。
やっぱりほとんど人がいませんね。
お店の中にも入りましたが、お客さんはほぼいませんね。
コロナビールの風評被害
新型コロナウィルス肺炎で、風評被害を受けたのは、コロナビールですね。
中国で感染者が出始めた頃は、日本の友人からコロナ!とか、コロナビール!とかいじられたのですが、
コロナビールを作るコンステレーション・ブランズ社(Constellation Brands)は、「消費者はウィルスと私達の関連性がないことを理解しています!」とコメントを出したのです。
確かにコロナビールとコロナウィルスでは、コロナという文字は同じですが、まったく関係ないですね。
ただし、コロナという名前が付いただけで、避けようとする人が出てしまうのは本当にかわいそうです。
風評被害に負けないようにと応援したく、さっそくコロナビールを買ってきました!
久しぶりに飲みましたが、すっきりしてて飲みやすいですね。
コロナビール! 負けないでください!
まとめ
上海は、新型コロナウィルス肺炎をかなり食い止めてます。
ただ、日に日に行動制限や行動記録が厳しくなってます。
買い物客など戻ってきましたが、レストランやお店はまだ人がいません。
コロナビール!負けるな! 完全に風評被害を受けてるので、皆さんで飲みましょう。